忍忍だより あのね おかあさん 東松幼稚園 No.10
2011.5.31 (火)
雨降りの楽しみ 5月30日(月)
昨日は朝から雨が音をたてて降っていました。お天気だと外で遊べるのに・・・。
思いつつベランダへ出ると幼稚園の雨どいから溢れた雨が地面へと流れていました。
朝いちばんに登園した子どもから「わあ!すごい」と喜ぶ声が聞こえてきました。
まるで小さい滝のように真直ぐ下へと流れ落ちる様子に釘付けです。
そこへ大きな樽や足洗い用の桶を置いてみると
「なんか音がする」 「どんな音がする?」 「ボタボタだって」 「おもしろいね」
今度は傘を差して外から桶を眺めていると傘の上に流れてくる雨が当たりまたまたビックリ!!
何度も雨の当たる音を楽しんでいました。
  
「おはようございます。何してるの?やりたい」と気づいたこどもたちが集まってきました。
鞄を片付け長くつ履いて傘を差して外へ飛び出す子どもたち。
滑り台前の排水口をせき止めると水溜りと水溜りがくっ付き大きな池ができました。
「どこまで繋がっているだろう」と庭を探検する子、
水の中をバシャバシャ音をたてて歩いてみる子もいました。
そこへおもちゃのアヒル、金魚、魚が登場です。
  
水溜りに沢山浮かべすくってみたり楽しそうな声が幼稚園中響き
部屋の中で遊んでいた子もその声に誘われて外へと出てきました。
傘がない子も借りたり、友だちと一緒に傘を使ったり、ビニール袋で作った合羽を着て遊びました。
小雨になってくると水が減り桶に溜まった雨水を流して補充。
庭に咲いているバラの花を手一杯に持ち「せーの」と空へ投げると今度はきれいな花びらの雨が降りました。
  
雨が上がり遊びがひと段落つくと傘を広げて庭に干しました。
沢山の傘が庭一面に開き色鮮やかでいつもと違う世界が広がりとてもきれいでした。
めったに出来ない経験に子どもも先生も夢中になって遊びました。自然からの贈り物ですね。
  
うみ組さんは傘を差して遊んだ楽しかった気持ちのまま折紙でかわいい自分だけの傘を作りました。
はやし組さんは小佐野先生に『せんたくかあちゃん』の絵本を読んでもらい「外で皆の使ったタオル、洋服を干してる松江先生も洗たく母ちゃんだね。」窓の外を見て「松江かあちゃん」と子どもたち。
本に出てくるかみなりさまをクレヨンで描きました。
「かみなりさまにオヘソ描いてあげないと皆のオヘソ取りにくるかもよ〜」の声に
「忘れてた」と描き加える子もいました。 出来上がると洗たくバサミで
描いたかみなりさまを干しました。 最後にダンボールに絵の具で雲を塗って遊びました。
もり組さんは雨上がりの畑の野菜の様子を観に出かけさやえんどうを収穫しました。
午後は雨上がりに出会える生き物を探しに畑へ行く子もいました。
もり組さんがずっと探していたマイマイカブリを発見!! 雨の日もいいものですね。
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