あのね おかあさん  忍忍だより 東松幼稚園 No.30
                      2010.11.26 (金)

≪大満腹な収穫祭≫ 

 大きなおなべで野菜がぐつぐつ羽釜は6個分を薪で炊いて、おいしいごはんができました。
昨日畑に行って、さつまいも、だいこん、カフ、こまつな、春菊など収穫してきて今日の準備をしました。
 全員揃った幼稚園の庭は、小春日和ポカポカです。
みんな赤、白のグループにわかれて集合です。
 「みなさん、おはようございます」
「お父さんと田植えしてお母さんと稲刈りした忍忍米はご覧のようになりました」
羽釜で炊きたてごはんを見て「ウアー、ごはんだあー」大喜び、
「さあ、今日は収穫祭です。子どもたちみなさんで力を合わせておいしいおにぎりと、お汁を作っていただきましょう」
 「エーイ」気合を入れて準備が始まりました。

羽釜にお米を入れて、順番こにといで「白いお水がでてきたー」
さつまいもの大きいのは先生に手伝ってもらって包丁で切ります。
だいこんも真っ白できれいです。カブは切って汁用にもします。
でも、綾先生か「生でもたぺられるね」何人も生食体験です。
もうみんなみんな大忙し。
先生も、子どもたちも、みんな一生懸命野菜を切っています。
かまどにはどんどん火が燃えています。
大なぺには、だいこん、じゃがいも、カブ、こまつな、しゅんぎく少し、油揚げ、いろんな大きさの野菜たちがどんどん入って来ます。
ごはんもブクプク炊き上がります。
波多先生と一緒に「始めちょろちょろ中ぽっぽ、赤子泣いてもふたとるな」火の回りでうたっています。
おいしいごはんができて、塩味つけてまず試食。

「お味見する子いらっしや〜い」うみ組、そら組さんたちの口に少しづつ入っています。
「おいし一い」次ノマに……。お昼近くに配膳です。
サランラップの上にごはんをのせてもらって、自分のおにきりは自分で作ってます。
小さいおともだちは、もり組さんに手伝ってもらいました。
具だくさんの味噌汁とおにぎり、もり組さんのみかんがりのおみやげみかん、
ふかしたさつまいもが揃いました。
「いただきまーす」味噌汁スープ、何杯“おかわり”おにぎりも“おかわり”
みんなで作ったごちそうはとってもとってもおいしかったです。
波多先生に作っていただいたイプゴの佃煮も登場。
 「ハーイ」「ハーイ」「食ぺてみる」挑戦したりしています。
忍忍田んぼのイナゴさんも今日で終了。
そして、子どもたちの食に対する興味や、食の広がりをまたまた発見しました。
お腹一杯の大満足の収穫祭でした。

あのね おかあさん  忍忍だより 東松幼稚園 No.29
                      2010.11.18 (金)

楽しかった みかんもぎ 11月17日(水) もり組さん

「みかんもぎに出発するよ!」の声を聞きリュックを背負ってベランダへ。
 はやし組さんうみそら組さんに「いってきます」「おみやげ楽しみにしていてね」と手を振りバスに乗って出発!!東松山から花園まで高速道路に乗りました。
 「皆の泊まったかっぱホテルヘ行く途中だよ。覚えてる?」「覚えてない」「でもこの道知ってるよ」「また行きたい(山梨)、行こうよ」など寄居風布までの道のりをおしゃべりを楽しみながら行きました。
 トンネルを通りどんどん山を登って行くと目の前はみかん畑。バスから降り上り坂を駆け足で登る子どもたち。「おはようございます」「宜しくお願いします」とご挨拶し、袋を持っていざみかん畑へ。
 一番高い丘まで駆け上り「どれにしようかな」とみかんを試食。「すっぱい」「冷たくて美味しい」「半分こしようよ」と分けっこして食べる姿がありました。
 「大きいのがいいよ」「黄色いのが美味しいよ」「あそこの(高い枝)とって」 「こっちにいっぱいあるよ〜」と吟味する子どもたちでした。
 袋いっぱいになると「また食べてくるね」とみかん畑に戻り「ご飯食べられなくなるからそのへんで終わりにしたら」と声かけられる子もいたほど1時間位ゆっくりとみかん狩りをすることができました。

 おにぎりと一緒に美味しいこんにゃくの味噌おでんと大根の煮物をご馳走になりました。
 石垣を見つけてよじ登りまるで忍者になったように石と石の隙間に足を掛けて上手に上へ上へと登ることができました。
 幼稚園に着くと自分たちの袋から1こ2こみかんをはやし組さんうみそら組さんにおみやげにしました。

*毎年みかんもぎをさせていただいているお家は『たちばな園』さんです。  吉村


はやし組さん お芋掘り
 今日(18日)さつまいも掘りに行きました。
 広い畑に着くと、奥までみんなでトコトコ歩きます。
 (保)「おいもあるかなー?」(子)「うーん・・・ない」「これじゃない!?」と気付いた子どもがつるを引っ張ってみます。
つるがあったため、すぐには分からなかったようです。
 少し掘るとお芋が出てきて(子)「あったー!!」「お芋があったよ!!」土が重くて大きなお芋はすんなりとは取れません。
 協力して掘ったり、時間をかけて掘ったり・・・がんばりました。
 畑の持主の上野さんもいらして、子どもたちが掘るのを手伝ってくださいました。
「簡単にスルッと取れなかったけれど、頑張って掘るのがいい経験ですよね!」と話してくださいました。

 つるを取ってきたので、制作中のリースの土台を太くしたいと思います。

 この日、バスは大忙し、もり組さんを唐子小学校へ、はやし組さんを滑川のお芋畑へ・・・楽しかった。


あのね おかあさん  忍忍だより 東松幼稚園 No.28
                      2010.11.16 (火)

11月12日(金)もり、はやし組さん、
それぞれ国立女性教育会館にアメリカンウーをとりにいきました。


はやし組さん

 スリーデーマーチで見たトゲトゲの実、アメリカンウーをとりに行こう!とバスに乗り込み出発〜!! 
 でも・・・スリーデーマーチで歩いた道とは違う方向へ。
(保)「どこに行くのかな?」
(子)「アメリカ!?」「千葉(県)じゃない?」想像はふくらみます。
 こうきさんと、とうわさんさんが気づきました。「どんぐり拾いの所じゃない!?」女性教育会館(嵐山)に着くと、どんぐりを拾った木々の下を通り抜けます。「どんぐり拾ったー!」「ヘビもいたよね!」思い出しながら着いた場所は・・・葉が黄色や赤に染まったアメリカンウーの下でした。
 バスを降りると、さっそくトゲトゲの実を探しはじめます。
「あったー!!」「あったー!!」と次々と子どもたちの声!葉っぱのじゅうたんの上を、あっちへこっちへ探しまわります。
 千葉先生に「葉っぱの下も見てごらん」と言われ、たくさん重なる葉っぱの中をさぐってみると、たくさんのウーの実がかくれていました。そばでゲートボールをしていたおじいちゃんに声をかけられました。「これ何ていうか知っているのかい?」「アメリカンウーだよ!!」「よく知っているねー!」
 それぞれ持った袋の中はどんどん実や葉っぱでいっぱいになってきました。
幼稚園に戻ると、葉っぱを使って工作開始!!お面やかんむり、剣を思い思いの作りました。これから実も使う予定です。楽しみにしていてくださいねえ。

もり組さん
 とうしょうスリーデーマーチで「きれいだったよ」とうみ組さん。もり組さんも「見に行きたい」「実を探したい」と、はやし組さんに続いて出発!!バスの中で「どこまで行くの?」「女性会館まで」「あっ知っている!」「行ったことある」と子どもたち。女性会館の入口を入りどんどん進んで行くとテニスコートの隣に大きなアメリカンウーの木が皆を出迎えしてくれました。
 さっそく昨日緑道で見つけたトゲトゲのウーの実を探します。見つけた実をカゴの中へ。
 大きな赤や黄色の葉を集めて葉吹雪を楽しむ子、山椒を見つけ「これは食べられるよ、いい匂いがするでしょ、煮物とかの飾り付けにもするよ」と声をかけると「どれ」「知ってる、ほしい」「私も山椒とりたい」と夢中で探す子。 それぞれ秋を感じながら楽しみました。
 広場をぐるりと一回りした後、千葉先生まで「よーいドン」競争。その後追いかけっこをして身体をいっぱい動かしました。集めたウーの実は、葉(押し葉)皆で何作ろうかな?。



あのね おかあさん  忍忍だより 東松幼稚園 No.27
                      2010.11.12 (金)

とうしょうスリーデーマーチ

 
とうしょう歩け歩け大会を終えて 
                  11月11日(木)
 
うみ組そら組
 うみ・そら組さんの乗った幼稚園バスは一路、
嵐山町にある女性教育会館に向かいました。
 1本の木は紅葉がとっても鮮やかなのです。
目指した所では、赤や黄色に色さまざまに染められたカエデ科の『アメリカンウー』が真っ青な秋空に向かい『今が見ごろですよ〜』っと時折チラチラ葉っぱを舞い踊らせながら出迎えてくれました。
「サクサク言うね」「気持ちいいー」と足元の落ち葉を踏みしめ枯れ葉の音を楽しむ子どもたち。「これ大きいよー」と自分の手や顔と比べっこする姿もありました。
 カエデの実を見つけ大事にビニールの袋に入れる子「チクチクするから・・・」と避ける子・・・感じ方は様々です。
・・・正直なところ、もっとこの場で遊びたかったなあ〜・・・

 本当にきれいだったので今度は「はやし組さんが行きた〜い」そうです。

 東武電車操車場経由で森林公園緑道に向かい、もり組さん、はやし組さんと合流しました。
 そら組さんの中にはお兄さん、お姉さんの姿を見つけ『ホッ!』としていた友だちもいました。秋の日射しをいっぱい浴びつつのんびり歩きました。
 12時近く到着し、ポカポカ日射しの中みんなで昼食タイム。おしゃべりしたり、おやつの交換をしたり、ゆったり静かに過ぎました。

 「さあそろそろ幼稚園に帰るよー」リックを背負い気合いを入れ出発です。
 自分のリックを背負ってもグズグズ言いません。自然にわかれ手をつなぎ歌をうたったり、おしゃべりしたりしつつ滑川モール歩道橋付近まで歩き、その後、園バスに乗って帰路につきました。

 うみ組さん、そら組さん頑張っていっぱい歩いた1日でした。お疲れ様。

 
はやし組もり組
 たくさん、たくさん歩いた1日でした。
 帰ってからお家で何かお話がありましたか?。
 もり、はやし組さんは幼稚園から森林公園南口まで歩きました。
 駅のロータリーで、けんき先生と準備体操をしっかりしてから緑道へ入ります。
 途中、所々に木の名前を当てるクイズがあって、歩きながらクイズの看板を見つけると「またあったよー!なんてかいてあるの?」と答えながら進んで行く子も、
 落ち葉がじゅうたんのように敷きつめられた緑道では落ち葉を集めて「それー!」と空中に投げ、ヒラヒラさせたり、楽しく進んで行きます。
(中には寝そべってゴロ〜ンとする子も!)

 途中、うみ、そら組さんと合流し、森林公園南口へ到着です。木陰でおいしくお弁当をいただきました。帰り道も元気いっぱい!!まつぼっくりやマデバシイどんぐり、アメリカンウーの実や葉っぱなど、たーくさんの木の実をおみやげに帰ってきました。
 とっても良い陽気で気持ちよく、
たくさん秋を感じることができた1日となりました。
 歩いた距離は8km位はありました。


あのね おかあさん  忍忍だより 東松幼稚園 No.26
                      2010.11.4 (木)

  どんぐり拾いはやしうみそら組 11月2日(火)

 11月2日、はやし組さんとうみ・そら組さんみんなで
どんぐり拾いに行ってきました。
バスに乗って、女性教育会館へ行き、最初に見つけたのは『マテバシイ』。
「どんぐりあった!」「みてー、どんぐり!!」と、拾います。
「みて!ぼうしがあるよ」と
帽子のついたどんぐりを見せるうみぐみさんに、
「みて!どんぐりいっぱい!!」と
小さな手に両手いっぱいに持つそらぐみさん。
小さいスダジイを見つけると、
「これ食べたことあるー」
「食べられるの?」
「食べられるよ」と、
保育者と話しながらスダジイも次々に拾います。
「まるいどんぐりだよー」
「大きいどんぐり」とクヌギも発見!!
はやし組さんと手をつないで、ニコニコ顔のうみ・そら組さん。
もり組さんのかわりに今日は、
ちょっぴりおにいさん、おねえさんの気分を味わったはやし組さん。
やさしく声をかけたり、たのしくおしゃべりして一緒に歩きました。
幼稚園に戻る頃には、牛乳パックで作った入れ物や
ビニール袋にどんぐりでいっぱいになりました。
「みてー、どんぐりいっぱい」「たのしかった」と、
笑顔もいっぱいの子どもたち。
帰る時には、フライパンで煎ったスダジイを頂いて、さようなら。

 
5月に植えたピーナツが大きくなりました

 火曜日の午後掘り上げた落花生を暖かいお庭の一角で
「あ!ここにもあったよー」
「ここにもー」と声を出し合い、例年にないほどの収穫がありました。
“買い物かごいっぱい”
これからしばらく乾かして、
乾煎りしてから食卓へとなります。



                      平成22年11月
園だより             とうしょう幼稚園

                      

 幼稚園に秋の便りがどっさり届いています。
 園外保育散歩に行って、秋の花コスモスとたくさん遊び、木の実のどんぐりが廊下にいっぱいあります。
 そしてくだもの、柿の実が大塚はるとさんのお家から届き、高橋まさとさんのお家から大きなりんごをいっぱいいただきました。
 子どもたちは、秋の自然の中で、虫捕り花摘み、木の実拾いをしながら体全体で感じて、やわらかい脳で考えて、元気なパワーで行動しています。

 今、子どもたちは子どもの今である年齢に応じて、感じて、考えて、行動していることそのものが学習であり、感覚器官をフルに働かせていることそのものが感性を豊かにしているのです。
 11月は園外保育やお母さん方のバザー、個人面談やお母さん学習会もあります。
 幼稚園生活をお母さん方も楽しみながら、子どもたちと共に育ち合える11月にしていきましょう。